
こんにちは!
浅口市の注文住宅会社Karin-house(かりんはうす)の広末です。
いつもスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、「壁のカビ対策」のお話です。
壁にはカビが生えるもの。
壁に生えたカビ、見るだけで嫌な気分になりますよね。
それと同時に
「しっかりお掃除してたのになんで…」
「お手入れが足りなかったのかな…」
と不安になってしまうかもしれません。
実は、カビは一定条件が揃った時に生えてしまうものなので、
モップかけ、拭き掃除…といった日常清掃だけでは不十分であり、「カビに関する知識と対策」が必要になります。
しかも、カビは「空気を汚染するもの」。ハウスダストの原因にもなるため「家族が健康に住まう」ことを妨げてしまいます。
見た目だけでなく健康にも影響を及ぼすカビには、早いうちから除去と予防の対策が必要です。
なぜ壁にカビが生えるの?
まず、カビは雑食で、食べ物の他に石油なども餌とするカビがいるそうです。
また、カビが繁殖しやすい環境は高温多湿な環境と言われています。
湿度が60〜70%以上、気温は20〜30度以上になるとカビにとって居心地が良い空間になってしまいます。
この環境になりやすいのが、壁なのです。
お風呂場の壁はもちろん、リビングの壁紙クロスも湿気や食べ物の香りを吸ってカビにとって良い環境を生み出してしまう可能性があります。
壁紙のクロスは、見えていなくてもクロスの裏側にカビが潜んでいる可能性があります。
クロスの裏側の素材、石膏ボードはカビが生息しやすく、さらにクロスを貼るノリがカビの餌となってしまうのです。見えない部分でもカビによる健康被害の懸念があります、カビの好きな高温多湿な環境にならないようにしっかりと対策を行うことが大切です。
カビ対策に大切な「予防」と「除去」
カビを見つけてしまったら、広がる前にできるだけ早く除去することが大切です。
さらに、またカビが増えることがないようにしっかりと予防することも大切です。
また、防カビ性能のある珪藻土を壁に使用したり、結露しにくいサッシを使って結露によるカビを防止したりと、新築時にできるカビ対策もあります。
家づくりの段階からカビ対策を施しておくことで、「家族が健康に住まう家」を実現することができますね。